2006-01-01から1年間の記事一覧

武士の一分

山田洋次監督最新作で、時代劇三部作の最終作品『武士の一分』を映画館のテスト打ちで昨夜十時すぎに見せていただいた.放送局関係の方と期待しながら上映を待った.予告編上映の後本編が始まった. キムタク主演と言うことでどんな作品に仕上がったのかなと…

仏像展[映画]ありがとう

やっとのことで『仏像展』を見に行くことができた.逢えました.向源寺の十一面観音に.他にも国宝、重文級の仏様が数多く展示されていましたが、何と言っても恋焦がれていた十一面観音に逢えた時は嬉しかったです.何度も何度もあらゆる方向から見てしまい…

中村源左衛門

訃報欄で中村源左衛門が亡くなった事を知った.私には中村助五郎と言ったほうがとおりが良い.昨年二代目の源左衛門を襲名したばかりで、それまでの助五郎という名前のほうが覚えがいい。 脇役として、幇間や長屋の住人など色々な役をこなして、主役を盛り上…

日本以外全部沈没

21日から宇都宮で2週間限定で上映(東京では上映済)される『日本以外全部沈没』のテスト打ちを見せてもらった.テレビで話をする都合上見ておかなければ上手く説明ができないので、劇場でのテスト打ちを見せてもらったのだ. まず、タイトルに驚かされる…

柳家小せん

訃報欄で柳家小せん師匠が亡くなったことを知った.10日に83歳でお亡くなりになった.落語界からまた芸を持って黄泉の国へ旅立たれた芸人が出てしまった. 小せん師匠の思い出は、私が落語を聞き始まった頃、はじめはラジオで聞いていたが、やっと我が家…

ワールドトレードセンター

テレビで盛んにスポットが流れ、面白そうだと早めに見ることにした.内容はご承知のとおり。2001年9月11日のニューヨークの貿易センタービルの事故を取り扱ったものだ. オリバー・ストーン監督作品とのことで期待していったが、内容が、港湾警察の警…

フラガール・涙そうそう

今話題になっている作品2本を見た.「フラガール」は、実話を映画化したもので、福島県のいわき市の「常磐ハワイアンセンター」(現在は、スパリゾート何とかというそうです.)を炭坑閉山間近に作り、そこにハワイアンダンスの指導に来た一人の女性の物語…

寺子屋・曽根崎心中

しばらくぶりで「文楽」の地方公演を観た.2年ぶりぐらいであろうか.人形浄瑠璃文楽は、大阪が発祥で国立の文楽劇場もある.今回の番組は、昼夜2回公演で、昼の部が「菅原伝授手習鑑」から「寺入りの段」と「寺子屋の段」それに狂言から入り歌舞伎でも上…

山種美術館コレクション展・宇都宮美術館

今日から10月、秋らしくなってきましたが、芸術の秋、食欲の秋、読書の秋といろいろありますが、今日から宇都宮美術館で『山種美術館コレクション展』が始まりました.東京の山種美術館から貸し出しを受けた逸品が展観されています.早速見に行って来まし…

三遊亭吉窓独演会

今日は、知人に頼まれての落語会開催です.詩吟の会を主催する会長さんが、十周年の記念にと総会、発表会(温習会)の後の記念番組として「落語」を会員の皆さんに聴いてもらいたいのでということで、鹿沼市まで行って来ました. 会場は、結婚式場の披露宴会…

林家たい平独演会

宇都宮落語会の例会で、「林家たい平独演会」を開催した.「笑点」に出演していることもあり、大人気で会員も出席率が高く、満員の盛況であった. 二つ目の三遊亭ぬう生さん(昭和の名人六代目三遊亭円生の孫弟子で三遊亭円丈師匠の弟子)が「幇間腹(たいこ…

吉田玉男・文楽

新聞で吉田玉男の訃報を読んだ.ご存知の方もあろうと思うが、「人間国宝(重要無形文化財保持者)」、人形浄瑠璃「文楽」の人形遣いの人である.「文楽」は大阪が本場の人形劇で人形と三味線にのった義太夫の語りによるものである.地方公演で玉男さんの人形…

小沢昭一的新宿末広亭十夜/いま、胎動する落語

ギャラリー展示会の店番をしている間に色々な本を読む時間が出来たので、最近購入した本について書いてみます. 「小沢昭一的新宿末広亭十夜」は、柳家小三冶師匠に勧められて、昨年の6月下席に俳優小沢昭一が10日間新宿の末広亭に出演した全記録です.ゲ…

札幌ラーメンすみれ

デパートで開催中の「北海道大物産展」の目玉として、札幌ラーメンの店「すみれ」が出店しているとの事で早速食べに行ってみた.以前、横浜の『ラーメン博物館』で食べたときに大感激したので、再度食べたいと思い、次にラー博に行った時には撤退した後で食…

こども寄席の反応

しばらくぶりで良い天気になったので、ミニバイクに乗って「子ども劇場」へ先日の子ども寄席の精算にお邪魔した. 「こども寄席」、自分としては面白い企画だと思って自己満足していたのだが、ちょうど子ども劇場の機関紙「かわらばん」が出たところだとのこ…

渡辺祐司木版画展・バックダンサーズ

今日から24日まで『渡辺祐司木版画展』が始まりました.加えて奥様の渡辺きみ子さんの、『古代工芸トンボ玉展』も同時開催という豪華な展覧会になりました.東京在住の作家先生なので、搬入が当日の午前中ということで、飾り付けが大変でした.このところ…

こども寄席

以前頼まれていた子ども劇場主催の『こども寄席』が開催されました.私が全面的に企画協力したホールでの落語会です.対象が4歳以上という難しい企画ですが、ふたを開けてみると、小学校3年生ぐらいから上の子ども達が来場していました.日本の伝統話芸で…

六代目円生

今日は昭和の名人といわれた落語家(噺家といったほうがふさわしいかも)六代目三遊亭円生の命日であるとともに誕生日です.千葉の習志野市での落語会の最中に気分が悪くなりそのまま他界してしまいました.芸人にとっては高座で(楽屋に戻ってからですが)…

スーパーマンリターンズ/山椒太夫

遅まきながら、「スーパーマン・リターンズ」を映画館で見て、テレビで「山椒太夫」を見ました. スーパーマンについては、娯楽映画と割り切って、何の知識も持たずに見ましたが、テレビ時代のものや、前作までのイメージがついていましたが、ストーリーは、一…

グエムル漢江の怪物

テレビで解説する都合があるので、昨晩遅く「グエムル・漢江の怪物」をテスト打ちで見せてもらいました.韓国のスピルバーグと讃えられるポン・ジュノ監督作品です.内容は平和に暮らしている町に怪物が現れ、娘をさらわれた父親が(これがダメ親父)祖父や叔…

お役所仕事

知人に頼まれて、ある社会福祉法人の監事を引き受けている.多少経理知識があることから頼まれて、頼まれるといやといえない正確が安易に引き受けてしまった.もう長いことやっているが、他の法人の監事よりは監査なども細かく見ているほうだとお褒めの言葉…

落語会のお手伝い

今日は、落語会のお手伝いをしてきました.私の出演している放送局のアナウンサーの紹介で、小山の飲食店での落語会です.食事後の落語会で、突然頼まれたので、今回は知人のアマチュア落語家に頼みました.元消防署に勤めていたので、高座名は「火災亭珍歌…

里見八犬伝                               

歌舞伎は夜だったので、朝一番で出かけて、浅草演芸ホールへと足を運びました.夏の名物、恒例となっている「住吉踊り」の興行を楽しみに出かけたのです.場内満席、立ち見も出て大盛況でした.出演者も豪華で、踊りを踊る人が、協会の枠を越えて出演してい…

落語の世界

栃木放送で自分が担当している番組『道楽オヤジ倶楽部』のネタを探そうと本棚を整理していたら『落語の世界』講談社昭和42年7月24日初版発行、柳家つばめ著が出てきた.裏表紙を見ると昭和42年8月11日円朝忌記念に落語の本をと書いてある.これを…

三遊亭円朝

今日は、落語中興の祖<三遊亭円朝>の命日です.1900年に62歳の生涯を閉じました.落語のほうでは、亭号というもの≪三遊亭・柳家・桂など≫がありますが、三遊亭の長は円生です.昭和の名人といわれたのは六代目です.しかし、円朝という名はその後継…

私のおすすめ店

私は、グルメではありませんが、おいしいものを食べることは好きです.宇都宮はお土産のないところ<せいぜい酒、かんぴょう、最近では餃子>ですが、おいしいお店は探せばあると思います.私が作家の先生を昼食などでお連れして、お世辞でもおいしいと言っ…

円朝まつり

今日は、昨日ちょっと書きましたが、東京は谷中の全生庵で毎年開催されている「円朝まつり」に行って来ました. 夏の恒例行事とあって、会場は落語ファンでいっぱいでした.鶯谷で人身事故があったとかで、ちょっと電車が遅れたので、会場へ着いたのもやや遅…

ふるさと宮まつり

今日と明日の二日間、市内の大通りを通行止めにして、「ふるさと宮まつり」が開催されます.市制何周年かを記念して地元の青年会議所が始まったもので、夕方5時から9時まで、駅前の大通りを通行止めにして、祭一色、大勢の人出があります.小学生などの鼓…

名優渥美清

今日8月4日は渥美清が亡くなった命日です.早いもので10年が経ちました、東京で没後10年ということで、記念の映画上映会と写真展が開催され、寅さんファンクラブの会員が招待されて、全国各地から集まってきました. 初日の今日は、もちろん『男はつら…

柄澤斎展=宙空の輪舞(ロンド〉

栃木県立美術館で開催中の「柄澤斎展」を見てきました.版画,オブジェ,水彩、本と多彩な展示で目を楽しませてくれました.柄澤氏は,日光の出身で木口木版画の作家です.今回の展示は,1971年から2006年までを回顧するという形で各ジャンルの代表…