ワールドトレードセンター

テレビで盛んにスポットが流れ、面白そうだと早めに見ることにした.内容はご承知のとおり。2001年9月11日のニューヨークの貿易センタービルの事故を取り扱ったものだ.
オリバー・ストーン監督作品とのことで期待していったが、内容が、港湾警察の警察官が、事故を知って現場に急行し、被災者の救出にあたるが、逆に事故に遭い救出される側になってしまう.その家族の物語でもある.もっとドキュメンタリータッチで描かれているものと勝手に想像してしまった自分が悪いのだが、事故の大きさが伝わってこない、というよりは家族のドラマであり、救出劇が瓦礫の中で起きている、その悲惨さが伝わらない.
監督は別の視点でもう一本撮るといっているので、そちらに期待したいと思う.「ユナイテッド93」のほうが良かったという声が多い.疲れと一緒に映画館に入ったので、コンディションの良いときに再度見てみようかとは思っている.