2007-01-01から1年間の記事一覧

「平山郁夫展」と「CWAJ版画展」を見る

昨日上京し、竹橋の国立近代美術館で開催中の「平山郁夫展」を見た。「祈りの旅路」とサブタイトルがある。 内容は、4章構成で、「仏陀への憧憬」「玄奘三蔵の道と仏教東漸」「シルクロード」「平和への祈り」と題されていた。六曲一双の屏風の大きさの作品…

生田宏司銅版画展

今日は、20日土曜日から始まる「生田宏司銅版画展」の準備に一日を費やしました。 体調を壊し、閉廊状態だったので、暫くぶりでの個展開催で力を入れています。生田先生は、「フクロウ」、「猫」の作品が素晴らしく、私も猫好きとして大変気に入っています…

勘三郎奮闘公演

新橋演舞場で公演中の「錦秋演舞場祭り・中村勘三郎奮闘」の夜の部を観劇した. 今回,昼の部は「大歌舞伎・俊寛/連獅子/人情噺文七元結」だが、歌舞伎ファンは多く、チケットが取れない.今回観た夜の部は、「森光子・中村勘三郎特別公演/寝坊な豆腐屋」と…

「噺家と行く江戸情緒の旅」

映画を見た次の日に、観光会社主催の「江戸情緒の旅」に参加しました.実のところ,知人に頼まれて東京で添乗する噺家を紹介した都合上初日に参加したわけです. まず、柴又で噺家と待ち合わせ.噺家は入船亭遊一さん。扇遊師匠のお弟子さんで二つ目バリバリ…

「エディット・ピアフ愛の讃歌」

早く見たいと思っていた作品なので先週の日曜日に見に行きました.期待通り、もう一度みたいと思いました. こういう作品では,実在した人物を演じる俳優の演技にかかるところが大きいのですが、ピアフ役のマリオン・コティヤールが素晴らしいピアフを演じて…

文楽地方公演

人形浄瑠璃「文楽」の地方公演があり、昼夜番組が異なるので通して観て来ました. 昼の部「近頃河原の達引」2場と「義経千本桜・道行初音の旅」夜の部「伊達娘恋緋鹿子・火の見櫓の段」と「生写朝顔話」3場という構成でした. 昼の部には、文楽界に6人い…

NHK出演映画紹介

毎月第1金曜日の11時から、NHKFMローカル放送で、「ピックアップ・ムービー」なるコーナーを持って約20分間、映画の紹介をして足掛け3年。今日も10月に公開される作品を中心に紹介してきました. 「夕凪の街・桜の国」「クローズド・ノート」「未…

『憑神』を観る

新橋演舞場で公演中の『憑神』を観た.浅田次郎原作を舞台化したもので、映画化もされたので,どのように違うか観たいと思っていたところ,ありがたいことに,丸札が廻ってきたので喜んで出かけたのである. ニ幕十場。休憩を含んで三時間の舞台である.場内…

ミス・ポター/トランスフォーマー

足利で開催されていたtaisihoさんの個展を見て、帰りに両毛線で小山まで行き、最近、小山遊園地跡にできた、ショッピングモール内にある「シネマハ−ヴェスト」に行って映画を2本見ました. 経営者の方を存じ上げており、丸札をいただいたので、せっか…

「笑点」の力

一昨日、文化センターメインホールで開催された、笑点メンバーがやってくる・林家木久蔵、三遊亭好楽、林家たい平三人会を聴きに行った. 会場は千三百人入る大ホール、空席が殆ど見当たらない満員の盛況である.番組は、前座に続いて好楽師匠の出番.笑点の…

『怪談』

以前から是非見たいと思っていた「怪談」をやっと見ることができた.映画館内は5人ぐらいの観客しかいなかった.家族連れで見ることができるアニメや、CGを使ったアクション巨編などに流れて、怪談など見る気が起きないのだろうか.ホラーというとまた別な…

オーシャンズ13/西遊記

暑さ厳しき折、冷房の効いた映画館に足を運んで2本の作品を見ました.「オーシャンズ13」と「西遊記」 「オーシャンズ13」は、1960年に制作された「オーシャンと11人の仲間」のリメイク3本目の作品. キャスティングが豪華でブラッド・ピット、マ…

市馬VS談春

やっと手に入れたチケットで、国立演芸場にたどり着き、「市馬VS談春の会」を楽しんできました. 前座の市朗が「垂乳根」を短く聴かせた後、お待ちかねの市馬師の登場です.演題は、「青菜」夏らしい噺で、場内を一瞬、涼しい風が吹きぬけたような気がしま…

舟木一夫特別公演

夜の部で落語を聴きに行くといったら、知人が新橋演舞場の丸札をくれたので、夫婦揃って出かけました. 演舞場では、舟木一夫の特別公演で、芝居「銭形平次」と「歌謡コンサート」の二部制でした. 東銀座の駅あたりから、私達と同年代と思しき女性陣が大勢…

初夏の風・川上澄生

今日の夜10時からテレビ東京の「美の巨人たち」という番組で〈版画家で詩人の川上澄生)が採りあげられた.ご存知の方も多いと思うが、世界的に有名な、もちろん日本人で版画家の名前を知らない人でも聞いたことのある版画家〈板画家〉棟方志功を洋画家か…

ラーメン

先日、版画作家に所用があり上京した折、「ちょっと珍しいラーメン屋がありますので行って見ましょう。」と誘われて同行した.文京区音羽、地下鉄の護国寺駅近くの店で、店名は「ちゃぶや」。その道では有名なのかもしれませんね.看板も目立たず、ビルの1…

円朝まつり

昨日の渥美さんのお墓参りに続いて、今日は谷中にある「三遊亭円朝」のお墓参りをしてきました.毎年恒例の落語協会主催の、「円朝まつり」〈今年から改称して、感謝祭になりました。〉に行ってきたのです. 11時からというのに、10時30分についたとき…

渥美さんのお墓参り

暑い夏がやってきました.今年も渥美さんの命日が昨日4日でした.仲間が誘い合い新宿にある渥美清さんのお墓参りに行きました.参加者は、「男はつらいよ」の現場に関係した、助監督の五十嵐さん、スチールの金田さん、それにMAの女性2人、宣伝部にいた…

歌舞伎鑑賞教室

国立劇場では、毎年6・7月に「歌舞伎鑑賞教室」を開催している.教室とついているのでおわかりかと思いますが、初心者、というよりは東京近辺の高校生などを対象に、歌舞伎の約束事の紹介をした後、一幕物を見せるというものです. 解説は、若手の役者が勤…

大銀座落語祭

先日5日間にわたり銀座のホールを殆ど使って落語の公演が繰り広げられました.私も2日間上京し、約40席の落語を堪能しました.忘れてしまうといけないので書き残しておきます. 7月14日(土)王子ホール(ミュージカル落語)「エルヴィス・プレスリー…

ご無沙汰しておりました.わがままなパソコンでやっという事を聞いてくれました.今までに書きたいことが山ほどありましたし、仲間の皆さんのところへお邪魔して書き込みたい事も沢山ありました. またお邪魔します.差し当たって、私の近況は、先日、東京で…

坦々麺と餃子

昨日、選挙に出かけたので、外食しようと思い何を食べようかなと考えた.前に一回行ったことのある坦々麺の店へ行くことにした.店名は『陳麻屋・宇都宮店』坦々麺専門の店で、東京に本部のあるチェーン店とのこと. 栃木県内にはここ一店とのこと.宇都宮市…

シュールレアリスムと美術展

宇都宮美術館で明日から開催される「シュールレアリスムと美術・イメージとリアリティーをめぐって」展の内覧会とレセプションに参加させて頂いた. シュールレアリスム(超現実主義)は、1920年前後にフランス文学から始まり、やがて美術や思想、社会の…

「版画の街版画展」

来週25日から県庁前の栃木県総合文化センター第2・3ギャラリーで「版画の街版画展2007」を開催する.「版画の街」とは、棟方志功に影響を与えた版画家、川上澄生が宇都宮で英語教師をしながら版画の制作をしていたことから、宇都宮を「版画の街」に…

キャプテン

8月に公開される「キャプテン」と言う映画の関係者の試写会に行って来ました。 宇都宮地区でロケーションが行われたので、撮影に協力した人とマスコミ関係者を招いての試写会です. 原作は、ちばあきお。1972年に月刊少年ジャンプに連載されたベストセ…

「東京タワー・オカンとボクと時々、オトン」

昨日の夜、初日の「東京タワー」を見に行った.予告編を前から見ていて、早く見たかった作品だったので、家内と出かけた.テレビでもドラマ化された作品で、ご承知のとおり、リリー・フランキーのベストセラー小説の映画化である.テレビのほうは見ていなか…

斎藤清の木版画

斎藤清という版画家をご存知だろうか.ちょっとでも版画に興味のある方ならご存知のことと思うし、ご存知ない方でも、会津の雪の風景を版画で表現した作家と言えばおわかりだろう.最近ではコレクションしたくても売価が非常に高く、一点30から40万円は…

大帝の剣

公開初日に見に行きました.夢枕獏の原作で、時代劇(江戸天明期の頃)なのですが、SF的な作品で「エイリアン」のようなシチュエーションもあり、時代劇とは言え「何でもあり」の娯楽作品でしょうか.ただ、血しぶきがやけに飛ぶシーンが多いので、お子様に…

版画協会版画展・ギャラリー『伸』

今日は上京して、(社)版画協会主催の「第75回版画展」を見て来ました.板画院の展覧会は、見目理事長と懇意にさせていただいているので毎年見るのですが、版画協会の展覧会は暫くぶりです. なぜ、疎遠になってしまうかと言うと、展示作品が難解なものが…

最新映画情報

4月にはいり、どこでも新年度、異動があったりして人の配置がだいぶ変わりましたね.今日は、ローカル放送ですが、NHKのFM放送で、これから公開される作品を紹介してくれと頼まれて、ナマ放送でやってきました. 評論家ではないので、タイトルと内容の紹介…