「版画の街版画展」

来週25日から県庁前の栃木県総合文化センター第2・3ギャラリーで「版画の街版画展2007」を開催する.「版画の街」とは、棟方志功に影響を与えた版画家、川上澄生が宇都宮で英語教師をしながら版画の制作をしていたことから、宇都宮を「版画の街」にして、町おこしをはかろうと考えた版画家の集団活動です.
現在では、版画の街連絡協議会という版画家の集まりで、26名の作家で構成して活動しています.
版画展は2001年から始まり、今年で8回目です.作家が作品を持ち寄って展示するほか、一般の版画愛好者の作品も会場を別にして展示します.本年は、展示作品を会員作家が審査して大賞を授与するほか、各作家が個人的に賞を授与します.
今年は25日から29日までの5日間です.28日には「版画のつどい」ということで、版画作家の講演会を開催します.こちらは受講料3000円ですが、参加者には講師の手刷りの版画小品がプレゼントされます.
版画の振興と普及を目的に開催される本展も回を重ねるごとに参加者も増え、版画の祭典のようになってきました.現在準備段階ですが、来週からの展覧会が楽しみです.是非ご覧ください.