「アート」広瀬孝志木版画展

永いことブログの更新をしませんでした。昨年母を亡くし、少々落ち込んでそのままになっていましたが、再開しますので、またよろしくお願いいたします。 今日から、「広瀬孝志木版画展」が始りました。毎年3月は広瀬先生の作品展で人気のある個展の一つです…

「アート」板院展

昨日の雨の中、上野の都美術館で開催されている日本板画院主催の「板院展」を見に行ってきました。 毎年恒例の行事で、版画を扱うギャラリーとしては見ておかなければならない展覧会の一つです。 栃木県茂木町出身の見目陽一先生が理事長を務められているこ…

「アート」国宝薬師寺展

またまたパソコンが悪いわけではないと思うが、ブログが開いても書き込みができずしばらくしてログインしたらば動いたので古いニュースですが書き込みます。 東京国立博物館で開催された「国宝・薬師寺・展」を見てきました。最終日が近く入場するまでチケッ…

「落語」柳家喬太郎独演会

私が仲間たちと主催する「宇都宮落語会」の第6期第1回例会、「柳家喬太郎独演会」が開催された。 今、落語会で若手ナンバーワンの喬太郎師匠にご出演いただき、前座として二つ目の弟弟子喬之進さんが出演された。 開口一番、喬之進さんが『天狗裁き』の一…

「アート」東山魁夷展

昨日、落語家の林家たい平師匠の芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞記念祝賀会に出席した。各界から受賞を祝うたくさんの方が出席された。ラジオで一緒のテリー・伊藤さん、横浜にぎわい座の席亭である玉置宏さん、笑点の大喜利メンバーである歌丸師、小遊三…

「映画」虎の尾を踏む男たち

BSで黒沢明の特集をやっており、しばらくぶりに『虎の尾を踏む男たち』を見た。この作品が能の「安宅」や歌舞伎の「勧進帳」をベースに作られているのはご承知のとおりであるが、強力の役でエノケンこと榎本健一が出演しているのがミソだ。 ストーリーは、…

「歌舞伎」東海道四谷怪談

連休の一日、上京して歌舞伎観劇を楽しんだ。例によって初めて歌舞伎を見る人など、全員で20名の団体観劇だ。演目は、四世鶴屋南北作「東海道四谷怪談」、ひらたく言うと四谷怪談、お岩様の物語である。主演は中村吉右衛門、他に福助、染五郎、錦之助、芝…

「映画」GWの映画紹介

毎月1回、第一金曜にNHKのFMラジオで「ピックアップ・シネマ」というコーナーを担当させてもらっている。今日は、公開中の作品と明日以降上映される作品を駆け足で紹介した。 紹介した作品は、「スパイダーウイックの謎」「ノーカントリー」「相棒」「…

「アート」版画の街版画展

今日は一日「版画の街版画展」の準備作業に追われていた。「版画の街連絡協議会」という版画作家の団体の事務局を担当しているので、16日からの展覧会に向けて、資料作成などに追われているのである。 「版画の街版画展」は、2001年に版画作家7名によ…

「落語」泉福寺寄席

第一回「泉福寺寄席」が開催され、おせっかいだがお手伝いさせていただこうと泉福寺へお邪魔した。 今回は、地元のローカルラジオ局、栃木放送で録音して番組に使おうというものだ。現地へお邪魔してすぐに会場となる本堂へと向かった。予想していた通り高座…

「映画」チャールトンヘストンの死

「映画」チャールトン・ヘストンの死を悼む チャールトン・ヘストンは「史劇」にはなくてはならない存在であったと思う。「十戒」でのモーゼの役は今でも目に焼き付いている。その後も「ベン・ハー」や「エル・シド」なども忘れ難い。新しい所では、「猿の惑…

ブログ復活

かなり長期間にわたりパソコンが具合が悪く、書きたいこともかけず、みなさんのページにコメントしたくてもできませんでしたが、やっと開通いたしました。パソコンも新しいものに買い換えました。最新のものは機能的にも便利になっていますが、操作が多少違…

街のあかり

昨晩、映画「街のあかり」を見た。アキ・カウリスマキ監督の「敗者三部作」といわれる作品である。 内容は、警備員のしがない一人の男が、悪女にだまされて宝石強盗にされ、刑務所に収監されるが、仮出所してきて、女にだまされたことを知り、復讐を企てるが…

春渡祭(おたりや〉

今日は昔だったら成人の日である。当地の産土神である二荒山神社では「春渡祭」が行われた。簡単に言うといわゆる「どんど焼き」である。12月の15日は「冬渡祭」そして1月は「春渡祭」である。 各家庭で飾られた注連飾りや松飾、そして古いダルマや神札…

友愛落語会

新聞で「友愛落語会」の開催を知り電話で聴講を申し込んだ。会場は足利市の商工会議所の1階のホールである。もともと銀行であった建物を、商工会議所が改装して使用しているもので、ホール、ギャラリー、市の観光案内などに利用されている。今回の寄席は、…

見目陽一木口木版画展

新春恒例の「見目陽一木口木版画展」が始まりました。 今回のテーマは「アフリカの情熱」。一昨年から昨年の年頭にかけてアフリカを旅された見目先生の印象的な版画作品が勢ぞろいした個展である。初日から見目ファンが大勢訪れて見目ワールドを楽しんでいる…

正月映画

昨年12月初旬から、正月映画第1弾が公開されましたが、これは見たい!というような作品があまりありませんでした。「椿三十郎」「アイ・アム・レジェンド」「ミッドナイト イーグル」といったところを見ましたが、いずれもハズレ状態でした。 今日、NH…

初芝居

1年の最初に観る芝居を「初芝居」という。今日国立劇場で歌舞伎を観てきた。今日は初日、本当の初芝居だ。 演目は、通し狂言『小町村芝居正月』という復活狂言である。219年前に演じられてから誰も取り上げていないというものだ。したがって誰も実際に観…

明けましておめでとうございます。 昨年は体調も悪く、パソコンも具合が悪いという二重のアクシデントでブログも書けませんでしたが、本年は頑張って書いていきたいと思います。 昨年は、舞台も見たし映画も見たし落語も聴いたし、結構楽しんでいたのですが…

「平山郁夫展」と「CWAJ版画展」を見る

昨日上京し、竹橋の国立近代美術館で開催中の「平山郁夫展」を見た。「祈りの旅路」とサブタイトルがある。 内容は、4章構成で、「仏陀への憧憬」「玄奘三蔵の道と仏教東漸」「シルクロード」「平和への祈り」と題されていた。六曲一双の屏風の大きさの作品…

生田宏司銅版画展

今日は、20日土曜日から始まる「生田宏司銅版画展」の準備に一日を費やしました。 体調を壊し、閉廊状態だったので、暫くぶりでの個展開催で力を入れています。生田先生は、「フクロウ」、「猫」の作品が素晴らしく、私も猫好きとして大変気に入っています…

勘三郎奮闘公演

新橋演舞場で公演中の「錦秋演舞場祭り・中村勘三郎奮闘」の夜の部を観劇した. 今回,昼の部は「大歌舞伎・俊寛/連獅子/人情噺文七元結」だが、歌舞伎ファンは多く、チケットが取れない.今回観た夜の部は、「森光子・中村勘三郎特別公演/寝坊な豆腐屋」と…

「噺家と行く江戸情緒の旅」

映画を見た次の日に、観光会社主催の「江戸情緒の旅」に参加しました.実のところ,知人に頼まれて東京で添乗する噺家を紹介した都合上初日に参加したわけです. まず、柴又で噺家と待ち合わせ.噺家は入船亭遊一さん。扇遊師匠のお弟子さんで二つ目バリバリ…

「エディット・ピアフ愛の讃歌」

早く見たいと思っていた作品なので先週の日曜日に見に行きました.期待通り、もう一度みたいと思いました. こういう作品では,実在した人物を演じる俳優の演技にかかるところが大きいのですが、ピアフ役のマリオン・コティヤールが素晴らしいピアフを演じて…

文楽地方公演

人形浄瑠璃「文楽」の地方公演があり、昼夜番組が異なるので通して観て来ました. 昼の部「近頃河原の達引」2場と「義経千本桜・道行初音の旅」夜の部「伊達娘恋緋鹿子・火の見櫓の段」と「生写朝顔話」3場という構成でした. 昼の部には、文楽界に6人い…

NHK出演映画紹介

毎月第1金曜日の11時から、NHKFMローカル放送で、「ピックアップ・ムービー」なるコーナーを持って約20分間、映画の紹介をして足掛け3年。今日も10月に公開される作品を中心に紹介してきました. 「夕凪の街・桜の国」「クローズド・ノート」「未…

『憑神』を観る

新橋演舞場で公演中の『憑神』を観た.浅田次郎原作を舞台化したもので、映画化もされたので,どのように違うか観たいと思っていたところ,ありがたいことに,丸札が廻ってきたので喜んで出かけたのである. ニ幕十場。休憩を含んで三時間の舞台である.場内…

ミス・ポター/トランスフォーマー

足利で開催されていたtaisihoさんの個展を見て、帰りに両毛線で小山まで行き、最近、小山遊園地跡にできた、ショッピングモール内にある「シネマハ−ヴェスト」に行って映画を2本見ました. 経営者の方を存じ上げており、丸札をいただいたので、せっか…

「笑点」の力

一昨日、文化センターメインホールで開催された、笑点メンバーがやってくる・林家木久蔵、三遊亭好楽、林家たい平三人会を聴きに行った. 会場は千三百人入る大ホール、空席が殆ど見当たらない満員の盛況である.番組は、前座に続いて好楽師匠の出番.笑点の…

『怪談』

以前から是非見たいと思っていた「怪談」をやっと見ることができた.映画館内は5人ぐらいの観客しかいなかった.家族連れで見ることができるアニメや、CGを使ったアクション巨編などに流れて、怪談など見る気が起きないのだろうか.ホラーというとまた別な…