アート

見目陽一木口木版画展

新春恒例の「見目陽一木口木版画展」が始まりました。 今回のテーマは「アフリカの情熱」。一昨年から昨年の年頭にかけてアフリカを旅された見目先生の印象的な版画作品が勢ぞろいした個展である。初日から見目ファンが大勢訪れて見目ワールドを楽しんでいる…

「平山郁夫展」と「CWAJ版画展」を見る

昨日上京し、竹橋の国立近代美術館で開催中の「平山郁夫展」を見た。「祈りの旅路」とサブタイトルがある。 内容は、4章構成で、「仏陀への憧憬」「玄奘三蔵の道と仏教東漸」「シルクロード」「平和への祈り」と題されていた。六曲一双の屏風の大きさの作品…

生田宏司銅版画展

今日は、20日土曜日から始まる「生田宏司銅版画展」の準備に一日を費やしました。 体調を壊し、閉廊状態だったので、暫くぶりでの個展開催で力を入れています。生田先生は、「フクロウ」、「猫」の作品が素晴らしく、私も猫好きとして大変気に入っています…

初夏の風・川上澄生

今日の夜10時からテレビ東京の「美の巨人たち」という番組で〈版画家で詩人の川上澄生)が採りあげられた.ご存知の方も多いと思うが、世界的に有名な、もちろん日本人で版画家の名前を知らない人でも聞いたことのある版画家〈板画家〉棟方志功を洋画家か…

シュールレアリスムと美術展

宇都宮美術館で明日から開催される「シュールレアリスムと美術・イメージとリアリティーをめぐって」展の内覧会とレセプションに参加させて頂いた. シュールレアリスム(超現実主義)は、1920年前後にフランス文学から始まり、やがて美術や思想、社会の…

「版画の街版画展」

来週25日から県庁前の栃木県総合文化センター第2・3ギャラリーで「版画の街版画展2007」を開催する.「版画の街」とは、棟方志功に影響を与えた版画家、川上澄生が宇都宮で英語教師をしながら版画の制作をしていたことから、宇都宮を「版画の街」に…

斎藤清の木版画

斎藤清という版画家をご存知だろうか.ちょっとでも版画に興味のある方ならご存知のことと思うし、ご存知ない方でも、会津の雪の風景を版画で表現した作家と言えばおわかりだろう.最近ではコレクションしたくても売価が非常に高く、一点30から40万円は…

版画協会版画展・ギャラリー『伸』

今日は上京して、(社)版画協会主催の「第75回版画展」を見て来ました.板画院の展覧会は、見目理事長と懇意にさせていただいているので毎年見るのですが、版画協会の展覧会は暫くぶりです. なぜ、疎遠になってしまうかと言うと、展示作品が難解なものが…

シャガール展

宇都宮美術館で開催されている「シャガール展・その愛のかけら」を見に行って来ました.今回で3回目です.レセプションに出席して見せていただき、埼玉の版画家の先生をご案内してみて、今日は家内と二人で見て来ました.全国から、いや世界中から集められ…

森美術館探訪

六本木ヒルズ内にある(森美術館)を訪ねました.企画展『日本美術が笑う』展を見ることにしたからです。 館内に入ると、まず、古代の埴輪や土偶が迎えてくれました.ハート型土偶や動物の埴輪は本当に笑っているような良い顔をしていました.続いて有名な岸…

広瀬孝志木版画展

パソコンがおかしくなって、ブログが滞っていました.やっと何とかログインすることができましたので再開します.書きたいことは沢山ありますが、今回は今日が最終日の「広瀬孝志木版画展」の報告をします. 毎年恒例となった広瀬先生の個展ですが、自然の命…

仏像展[映画]ありがとう

やっとのことで『仏像展』を見に行くことができた.逢えました.向源寺の十一面観音に.他にも国宝、重文級の仏様が数多く展示されていましたが、何と言っても恋焦がれていた十一面観音に逢えた時は嬉しかったです.何度も何度もあらゆる方向から見てしまい…

山種美術館コレクション展・宇都宮美術館

今日から10月、秋らしくなってきましたが、芸術の秋、食欲の秋、読書の秋といろいろありますが、今日から宇都宮美術館で『山種美術館コレクション展』が始まりました.東京の山種美術館から貸し出しを受けた逸品が展観されています.早速見に行って来まし…

渡辺祐司木版画展・バックダンサーズ

今日から24日まで『渡辺祐司木版画展』が始まりました.加えて奥様の渡辺きみ子さんの、『古代工芸トンボ玉展』も同時開催という豪華な展覧会になりました.東京在住の作家先生なので、搬入が当日の午前中ということで、飾り付けが大変でした.このところ…

柄澤斎展=宙空の輪舞(ロンド〉

栃木県立美術館で開催中の「柄澤斎展」を見てきました.版画,オブジェ,水彩、本と多彩な展示で目を楽しませてくれました.柄澤氏は,日光の出身で木口木版画の作家です.今回の展示は,1971年から2006年までを回顧するという形で各ジャンルの代表…

上吉原展作品搬入

土曜日から始まる「上吉原勉木版画展」の作品搬入が今日ありました。大作30号ぐらいの作品から小品まで、50点近くが搬入されました。 上吉原先生の作品展も数えて4回目。日光の美しい自然、四季折々の風景を版画作品として発表しています。戦場ヶ原や中…

板院展を見て

日本板画院主催の「板院展」を見てきました。版画の団体としては、版画協会と並んで大きな団体でしょう。棟方志功の提唱で設立された団体で、今回で56回目の展覧会です。 同人作品118点、院友作品137点、公募作品で入選したもの127点と400点近…

柏瀬展終了

昨日、無事に柏瀬先生の個展が終了しました。100名近い方にご覧いただきました。弱小の目立たない私のところのようなギャラリーに足を運んでいただいて、作品をご覧いただけるのは、先生の作品が素晴らしいのはもちろんのこと、ご協力いただいた新聞など…

柏瀬乃里子木版画展

今日から足利市在住の柏瀬乃里子先生の版画展が始まりました。前にもちょっと書きましたが、ファンタジックで、やさしくて、かわいらしくて、なんと表現してよいかわからないような、不思議な魅力を持った作品ばかりです。そして、版画を使った一筆筅や消し…

柏瀬乃里子木版画展

雨あがり 27日から開催する「柏瀬乃里子木版画展」の作品搬入が今日ありました。 女性らしい、繊細でファンタジックな作品が60点近く搬入されました。 グッズも数多く持参しての楽しくて素晴らしい個展になりそうです。是非沢山の方にご覧いただきたいと…

展覧会4箇所巡り

今日愚妻と上京、展覧会を4箇所廻りました。 まず、上野で「最澄と天台の国宝」を見て、竹橋に廻り[藤田嗣冶展」赤坂プリンスホテルの『キルト展』そして最後に日本橋高島屋で「山田洋次の原風景」展です。 「最澄と天台の国宝展]は、国宝、重文級の仏像…

版画の街版画展

前回予告した『版画の街版画展2006』が今日初日を迎えた。作家の部と一般愛好家の部があり、搬入に時間がかかり、展示も五十音順の恨みっこなしということで無事展示を終え、オープンした。作品の数は、作家が25名で約50点、一般愛好家の方の作品が…

生誕百年記念『笹島喜平展』

朝から益子町の陶芸メッセ「益子陶芸美術館」で明日から開催される、生誕百年記念『笹島喜平展』のレセプションに行って来ました。 笹島喜平は、益子町の生まれで、棟方志功に師事し、後に【拓版画】と呼ばれる独特の技法を発案した版画家です。現在、拓版画…

『展覧会情報』

明日から栃木県立美術館で始まる『パウラ・モーダーゾーン=ベッカー・時代に先駆けた女性画家』の内覧会、レセプションに行って来ました。 あまり聞いたことの無い名前だと思います。何しろ日本初公開だそうです。宮城、神奈川と巡回して栃木にやってきまし…

『紹介』

今日、夫婦仲良く横浜へ行ってきました。第一の目的は、横浜美術館で開催中の『銅板画家長谷川潔作品のひみつ』と題する展覧会を見るためです。NHKの日曜美術館で紹介されたときに、是非、本物の作品を見てみたいと思ったからです。 行ってきてよかったとい…

『紹介』

版画専門ギャラリーとして開廊して、10年近くなります。現在、『木版画作家25周年記念・広瀬孝志の世界展』を開催中で、本日が最終日です。 広瀬先生の作品は、下地に金箔、銀箔を使用した木版画で、モチーフとしては草花や樹木など、自然の息吹を感じさせる…