板院展を見て

日本板画院主催の「板院展」を見てきました。版画の団体としては、版画協会と並んで大きな団体でしょう。棟方志功の提唱で設立された団体で、今回で56回目の展覧会です。
同人作品118点、院友作品137点、公募作品で入選したもの127点と400点近くの作品が所狭しと展示されていました。技法も、木版が中心ですが、銅版、拓版、シルクスクリーンと多彩です。
栃木県は、理事長の見目陽一先生が、茂木町のご出身とあって、数多くの同人、院友、そして入選者の作品が展示されていました。板画院の作品は、具象的なものが多く、風景など判りやすく見やすいので、一般の版画愛好者の方々にも好評のようです。22日まで開催(19日は休館)されていますので、お時間のある方は是非ご覧になるといいと思います。心が休まります。
私のところでは、17日から「上吉原 勉木版画展」が始まります。今準備で大変なところです。
こちらのほうもお時間がありましたらお出かけください。入場無料です。板院展は有料800円です。