仏像展[映画]ありがとう

やっとのことで『仏像展』を見に行くことができた.逢えました.向源寺の十一面観音に.他にも国宝、重文級の仏様が数多く展示されていましたが、何と言っても恋焦がれていた十一面観音に逢えた時は嬉しかったです.何度も何度もあらゆる方向から見てしまいました.これで現地のお堂の薄暗いお堂の中で見ることができたらもっと感動したかも知れません.一度先へ進んだのですが、戻ってきてもう一度見てしまいました.信仰の対象である仏様ですが、美しいです.この一体を見ることができただけでも上京した甲斐がありました.
会場の外には沢山の人の列ができていました.早めに来てすぐに入場できたのはラッキーでした.
ついでと言ってはなんですが、『ベルギー王立美術館展』を見て来ました.仏像を見た後の絵画で、なんとなく疲れのせいもあり流れるようにして見てしまいました.その中で、シャルル・ド・グルーの「食前の祈り」とグザヴィエ・メルリと言う人の「目覚め」と言う作品に目が止まりました.また、出口付近でルネ・マグリットの「光の帝国」が気になりました.マグリットは、宇都宮美術館に「大家族」が収蔵されているので名前も有名で知っていたこともあるでしょう。展覧会を2箇所見ただけで結構疲れました.歩いた歩数にしたら何千歩ぐらい歩いたでしょうか.
そして、急いで帰ってきて、映画館で『ありがとう』の試写を見ました.阪神淡路大震災で被害を受けた長田地区の人々の再起の様子とカメラ店の店主だった古市と言う人が、偶然焼け残ったゴルフバッグに喚起されてプロゴルファーになるという実話を元にした物語です.やはり、ご当地映画の感は否めないでしょう.震災から立ちあがる被災者の話ではあるのですが、後半はゴルフの話になってしまいました。ただ、キャディー役で出演している薬師丸ひろ子が久しぶりで良かったです.主演は赤井英和田中好子が夫婦役です.
今までに映画も見ていたのですが、怠けてブログにアップしませんでした.これからは見たり聴いたり色々と書きたいと思います。