「東京タワー・オカンとボクと時々、オトン」

昨日の夜、初日の「東京タワー」を見に行った.予告編を前から見ていて、早く見たかった作品だったので、家内と出かけた.テレビでもドラマ化された作品で、ご承知のとおり、リリー・フランキーのベストセラー小説の映画化である.テレビのほうは見ていなかったので、素直に入ることができた.この作品は母親役で決まってしまうなと感じた.樹木希林の母親役は素晴らしかった.後半、闘病中の演技はただならぬものを感じさせた.また、母親の若い頃を実の娘の内田也哉子が演じたことも流れを上手く見せたのかもしれない.テレビ版を見ていた家内は、多少脚本により内容が変わる(テレビは時間も長いので細かく描ける)と言っていた.今回も作品を見て感じたことは、『母は強し』と言うこととなんといっても男の子にとって「母親」は重要な存在であるということだ。マザコンではないがいつも母親の出てくる映画などを見ていると、そう考えてしまうのは私だけでしょうか.