フラガール・涙そうそう

今話題になっている作品2本を見た.「フラガール」は、実話を映画化したもので、福島県いわき市の「常磐ハワイアンセンター」(現在は、スパリゾート何とかというそうです.)を炭坑閉山間近に作り、そこにハワイアンダンスの指導に来た一人の女性の物語です.面白く作ってはいますが、今までに「ウオーターボーイズ」や「スウィングガールズ」などを見ているせいか、サクセスストーリーとしては二番煎じの感がしないではないのですが、主演の松雪泰子に他の出演者ががフラダンスを一所懸命に練習し、センターのオープンでは揃ってダンスを踊るところもあり、楽しめる作品になってはいます.なかでも、ダンサーの母親役で、美人女優の藤純子が東北弁でナマって喋るところが笑えますね.40年以上も前のお話ですが、実話で行ったことのあるハワイアンセンターのエピソードということが親しみを感じました.
涙そうそう」は、森山良子が作曲し唄ったものを、夏川りみがカバーしてヒットした歌を元にオリジナルドラマとして制作されたもののようです.再婚した夫婦がそれぞれ連れ子があり、兄弟として育ち、母は亡くなり、父は行方不明になり二人の運命は・・・・。兄には恋人がいるが、医学部に通う大学生、身分不相応といわれながらも交際を続けるが。妹は兄を慕いながらも大学に通うようになって一人暮しをしたいといえをでていくが・・・。テレビで見ても良いようなドラマで、多少涙腺がゆるむもののそこまで、沖縄の海のシーンがきれいで、兄妹の子ども時代のシーンは沖縄の風景と、特に海のシーンは素敵でした.明日は「ワールド・トレードセンター」を見に行こうと思っています.