最近見た映画の感想

このところ続けて映画を見ている。上映終了の作品もありますが、感想を書いてみます。
「LIMIT of LOVE 海猿」テレビでスポットがバンバン流されていて、前作もヒットしたとのことで、見るつもりもなかったのですが、シネコンで時間が合わなかったので見てしまいました。大画面の迫力は感じられましたが、緊急事態が発生しているのに、スピーカーを通していちゃいちゃしているのもどうかと思いますね。テレビドラマで充分ですね。こういう映画がヒットして、見てもらいたい作品があまり当たらないのは残念です。
嫌われ松子の一生」なかなか面白かったですね。どんどん落ちていく女性の話ですが、不思議と内容に納得してしまいました。何でもありの映像は、前作の「下妻物語」と同じですね。子供の頃がかわいいのでつい見てしまいましたが、個性派の俳優を集めたところが面白くなった要因でしょう。
かもめ食堂」淡々と食堂の主人と客の話なのですが、出演者のキャラクターと全編外国ロケとのことがあいまって最後まで見てしまいました。評判が良かったようです。
「Mi-Ⅲ」トム・クルーズが自ら映画化権を買取りプロデュースした作品で、アクションシーンもスタントを使わず自ら演じ、骨折したといういわくつきの映画です。CGを利用しているのはもちろんですが、娯楽作品としては一級の作品です。チームワークを見せる映画でもあります。1回見れば充分です。
日本沈没」これまた特撮映画で、CGを使っています。33年前に映画化されていますが、今回のほうが技術的には進歩していますが、出演者が今一歩。閣僚の役など昔はそれらしく見える俳優が演じていましたが、最新版はどうもいただけないような気がします。とはいえ、それなりに楽しめる作品にはなっています。「日本以外全部沈没」なる映画が公開されます。どんな作品なのでしょうね。
これから「横浜メリー」、「パイレーツオブカリビアン・デッドマンズチェスト」や「ゲド戦記」など見たい作品が目白押しですね。ご家族で楽しむのも良いかもしれません。同じ映画を見て家族の会話を弾ませるのもいいことですね。
そうそう、BSで放映された「8人の女たち」ご覧になりましたか。フランソワ・オゾンの傑作ですね。舞台劇を見ているような面白さです。その後「スイミング・プール」を作りましたがこれも面白かったですね。最新作は「僕を葬る(ぼくをおくる)」です。余命3ヶ月と宣告された男の物語でした。ご覧になっていない方は、それぞれ面白いですから是非ご覧ください。オススメですよ。