読書感想

 今日、7月に開催される[大銀座落語祭」のチケットを購入しにチケピに行きました。発売初日で混雑しているので、待ち時間に本を読みました。タイトルは『映画は予告編が面白い』光文社新書042池ノ辺直子著
 映画予告編の出来るまでと、製作上の秘密や苦労をわかりやすく書いた本です。
読み終わって、予告編の持つ役割がわかり、今までに色々な予告編を見てきて、だまされたこと(予告編が面白いので、期待して本編を見たら、面白いところの全てを予告編で見せてしまっていたというようなこと)がありましたが、なるほどなと納得しました。予告編の製作者(編集者)の具体的な例をあげての話が面白く読めました。実際に『KT』の例を引いて、写真で製作方法を解説してくれていますので、映画を見る上での予告編の見方がわかって、映画館へ行く楽しみが増えることでしょう。映画ファンにとっては大変面白い興味深い一冊となること請合います。是非読んでみてください。最近、落語関係の雑誌ばかり読んでいるので、たまにはこういう本が面白いです。